スマホにヒビ、ガクッ⑨

帰宅後、改めてヒビ入りスマホを眺める。左下の角が無数のヒビ割れ、そこから斜め右上45度に向かって7センチの一直線のヒビが走る。百均で買ったカバーを装着していたから角は無傷だったのだが、不幸にも、ガラス画面のヒビ入りは防げなかった。落とした高さだが、胸ぐらいからである。ヒビを見詰めつつ「仕方ない。使うしかないか」と無理に言い聞かせた。翌々日の朝、ヒビを見ると「やっぱり嫌だなぁ」となる。夜、このスマホで修理屋を調べた。なんと、地元に修理屋があった。「おお、明日行こう」と気が晴れる。手数料¥4000とある。「安いじゃないか」と光が差した気分で、ルンッとなる。639

渡辺真知子 ~ Welcome To Yokosuka  → 渡辺真知子 ~ Welcome To Yokosuka (1983 Release Original Record Version) - YouTube

真知子さんの裏声でなく地声が大好きな僕だが、世間では「かもめが飛んだ日」のファルセットで有名であろう。

スマホにヒビ、ガクッ⑧

しゃべる以上、人に伝わらないと意味がない。負の感情を排しながら、状況を客観的にみないといけない。説明できないからだ。そしてその説明が行えて、少しずつながら気持ちは整理されるのじゃないか。この過程を踏んで、悔しさは遠のいて行く、或いは悔しさを乗り越えられる、そんな道筋が見えた。スマホはもう元に戻らない現実を直視せよ。モノを壊して後悔する体験、なんかとても久々だったよな。

1000 KNIVES - YMO 1979 LIVE at THE GREEK THEATRE 621782→

1000 KNIVES - YMO 1979 LIVE at THE GREEK THEATRE - YouTube

何回観ても発見がある。YMOは小学生のとき知って好きだったが、これは知らなか当たり前か。ギターは渡辺香津美さんで、熱の入ったプレイが好き。日本人は日本人を聴くべし、なんて思ってしまう。最近、ここ数年前かの渡辺さんのyoutubeが現れた。インタビューである。YMOへの加入を細野晴臣さんから誘われたという。大先輩に言われて困っていると「君のやりたいようにやっていいから」と言われたらしい。

 

スマホにヒビ、ガクッ⑦

やってしまった当初は、職場の人に話した。気持ちに収まりが付かず、人に話さずにいられなかった。こんな嫌なことがあった、聞いて欲しいという発散を露わにした。すると「大変でしたね」という反応が反ってきた。助かった気分になる。この甘え、実は恥ずかしい行為だったが、やってみたら正解。抑え込むより表に出すことで徐々に気持ちが静まっていくきっかけ作りに発展したんじゃないだろうか。680941

Gentle Giant BBC 1978 - Free Hand  → Gentle Giant BBC 1978 - Free Hand - YouTube

ジェントル・ジャイアントは、自分が若いときはキツカッた。今はキツクナい。イイネェ!

スマホにヒビ、ガクッ⑥

上から入れて収まる体裁でなく、なんと、横から入れてチャックを閉める体裁だった。チャックを閉めないとこぼれ出そうなのがわかる。この現実を認めなければならない。しかし、この日、やってしまった16日の日曜日は悔しい感情で簡単に認められなかった。大人らしくないかなぁと苛んだが、現在は9日間が過ぎ、悔しさの減少が手伝い、認められるようになった。スマホは重みがある硬い鉄製品ゆえ、ポケットの繊維との摩擦が働かず、容易にスルスル滑り、出ようとすれば、這い出ようとでもすれば、いくらでも出てしまうのは少しも不思議でないとわかった。ということは、ちゃんと見てなかったのだ、と頷かされる自分であった。4444

MSG /  Captain Nemo → Captain Nemo (US Version) - YouTube

初めて聴いたのは、高校のときの昼食休憩の放送。アルバム発表から2年ぐらいあとか。

スマホにヒビ、ガクッ⑤

このまま立ち尽くすわけにいかない、労働が待っている。自転車に乗り職場へ向かう。道中「なにやってんだぁもう」と顔はずうっと苦み走って20分、到着。職場でマウンテンのアウターを脱ぐ。改めて、内ポケットを見てみた。「ん、あ、これじゃぁ、そうなるかぁ」と唸る。スマホを入れたときは、深いポケットのように見えた。深いポケットに入れたから大丈夫だと一応安心した。しかし、このポケット、深くなかった。浅かった。

Jeff BeckJizz Whizz → BBA - Jizz Whizz (Live 1973) - YouTube

かっこよさの極地。初めて聴いたのは、ひとり暮らしを始めた1991年、渋谷陽一さんのNHK・FMで。凄い音で呆然とした。渋谷さんも「これですよ、みなさん」と言った覚えがある。ラジカセで録音できなかった悔しさが続いた。これから20年ぐらい聴けなかった。このナンバーは18年間お蔵入りしていたもの。スゴイね。728

スマホにヒビ、ガクッ④

休日に着ると想定していたが、予想以上に気に入り、翌朝、労働日和だが着ることにした。最近買ったクロスバイクのチェーンの油で服装を汚すことが多発している事情で休日用と決めたが、着たくてルンルン気分がおさまらない、已む無く着る。スマホを手に取り、どのポケットに入れるか迷う。少考し、内ポケットに入れた。玄関に入れた自転車を廊下に出し、ドアに鍵を掛け、自転車を持って、2階から1階へ階段で降りる。僅かばかりリズミカルな足取りで身体が多少上下の振動を来たしたやもしれない、両足が1階に着地した途端、「ゴンッ」とコンクリート地面の響きが僕の耳を襲った。スマホの落下音だ。5873

大橋純子 – TEA FOR TEARS → 大橋純子 – TEA FOR TEARS - YouTube

純子さんの声は大好きである。声だけで説得させられる、納得してしまうというか、そういう力、内から出るメッセージにはまってしまう感じ…。女性ヴォーカルで洋楽、邦楽を聴いて一番好きなのは、日本だったらずうっと真知子さんだったが、7年ぐらい前か、純子さんも同じぐらいになった。外国は、チャカ・カーンパティ・オースティン、う~ん、日本も外国もたくさん好きな歌手はいる。ジャズ・ヴォーカル、手を出したいんだけど、底なし沼になるのが怖いねぇ、どんだけ時間を盗られるちゃうだろうか…。

スマホにヒビ、ガクッ③

ネットに掲載された写真の通りで「まぁいいだろう」と頬が緩む。「さて、サイズは?」と、注文通りのMだと確認して自分の身体にかざす。「うん、合う」と気分が乗り、辺りを見回せば、誰もいない。即座に着ているものを脱ぎ、試着。ピッタシくる。丈が臀部まで覆われて気持ちよい。風が冷たく寒かったのに見事に断ち切ってくれて「おおっ」と感動。有名ブランド品で青色、丈が長めの冬のマウンテン・パーカー、この3ヶ月間というもの、休みの日は出歩いて方々の店で探して時間を費やしたのに見付からず困っていたのだが、やっと念願を果たした。1642

尾崎 亜美 /  Foggy Night → Ami Ozaki - Foggy Night (1981) [Japanese AOR] - YouTube

カッコいいねぇ!'80年代のライブ映像がyoutubeで観れるが、イカシテマス!